坂の多い神戸で快適に暮らすには?賃貸選びのコツを経験者に聞いた

いえテラス(社名:株式会社ライトアップリフォーム、代表者:上原 和也)は、神戸市に在住経験のある27名に神戸市で快適に暮らすための賃貸選びのコツを調査し、そのデータをまとめました。
これから神戸で賃貸物件を探す方に向けて、「駅徒歩◯分」の表示だけでは分からない坂道の負担と、部屋探しで後悔しないための確認ポイントをお届けします。調査では27名中18名が、引っ越し先で最も変えたかった点に「平坦なエリアへの移動」を選びました。買い物帰りや雨の日に坂道がどれほど響くのか、住み替えを経験した方のリアルな声とともに紹介します。
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この記事でわかること
- 経験者の約4割が住み替えを決めた「坂道」のつらい場面
- 坂に悩んだ人の約9割が、次の住まいで最優先した条件
- 「駅徒歩◯分」の表示にだまされない、内見時の歩き方
- 約6割が引っ越しの決定打に挙げた、坂道以外の後悔ポイント
アンケート調査概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査対象 | 神戸市で賃貸物件に住んだ経験がある方 |
| 回答者数 | 27名 |
| 居住エリア内訳 | 神戸市(区別の内訳は調査項目に含まず) |
| 年代構成 | 20代3名/30代20名/40代2名/50代1名/60代以上1名 |
| 住まいの形態 | 賃貸(賃貸物件の居住経験者が対象) |
| 調査方法 | インターネットアンケート |
| 注記 | 本記事は統計調査ではなく、実際の居住経験者の声をまとめたものです |
神戸の賃貸で住み替えを決めたきっかけは「坂道」の負担
地形・移動面のきっかけとして、27名中11名が「日常的な坂・高低差の移動」を選びました。
神戸の賃貸から住み替えた27名に、地形・気候や日常の移動手段の面で、住み替えを決めた最大のきっかけを1つ選んでもらいました。
住み替えを決めた最大のきっかけ(地形・移動面/n=27)
※1〜3名の項目は参考傾向です。※割合は小数点以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
「日常的な坂・高低差の移動」が40.7%(11名)で最も多く、「スーパーまでの道の起伏」が18.5%(5名)で続きました。2つを合わせると、59.3%(16名)が坂道や起伏に関わる項目を選んでいます。
この選択肢には、徒歩だけでなく電動アシスト自転車での移動の負担も含まれています。毎日の通勤路そのものが坂道だったという声もありました。
最寄り駅である神戸市営地下鉄の大倉山駅が坂の上にあったため、毎日の通勤で坂を歩くのが体力的に辛かったです。
——30代の居住経験者
坂道以外では、悪天候や遅延時に代わりの路線が少ないことを挙げた方も14.8%(4名)いました。ただし、坂道の負担の感じ方は、移動手段や家族構成によって変わります。神戸の賃貸を選ぶ際は、自分の生活動線にどれだけ坂道が含まれるかを事前に確かめておくと、住み替え後の負担を抑えられます。
神戸の坂道がきついのは「買い物帰り」と「夏・雨の日」
有効回答25名中12名が、坂道がきつい場面として買い物の行き帰りを挙げました。
移動面で感じた不便を具体的に尋ねたところ(神戸以外の地域に関する回答を除いた25名が対象)、重い荷物を持って坂道を上るエピソードが目立ちました。神戸の坂がきついと感じる場面として、荷物が増える帰り道を挙げる声が多く見られます。
最寄り駅からの徒歩分数は10分程度だったのですが、途中に非常に急な坂道がありました。夏場はスーパーで買い物をした重い袋を持って坂道を登るだけで汗だくになり、「次は平坦なエリアに住もう」と固く決意しました。(北野周辺の山側)
——30代の居住経験者
さらに、有効回答25名中11名が、夏の暑さや雨の日に坂道の負担が増したことに触れています。猛暑日の汗や、傘を差しながらの上り坂など、天候が加わることで坂がきついと感じる度合いが大きくなっていました。
梅雨時の雨の日は傘を差しながらの徒歩移動で体力がすり減り、帰宅するだけでぐったりしてしまいました。(中央区の山手)
——30代の居住経験者
荷物と天候が重なる日の移動は、内見の短い時間では想像しにくい部分です。物件を見に行く際は、最寄りのスーパーから荷物を持って帰る道のりを想定して歩いてみると、入居後のギャップを防げます。
子育てや年齢の変化で、坂の負担は一気に増える
有効回答25名中3名が、子どもを連れた坂道の移動を負担として挙げました。
人数は限られます(※参考傾向)が、ライフステージの変化をきっかけに、坂道の負担を強く感じるようになったという体験談が寄せられています。
買い物の荷物があり、坂道で歩き疲れた子どもに抱っこをせがまれ……。車がある生活に慣れていたため、徒歩での外出がとても辛かったです。(未就学児2人との徒歩生活)
——30代の居住経験者
ほかにも、夏場の買い物帰りにベビーカーを押して坂を上る生活や、子どもを乗せた電動アシスト自転車での保育園の送迎に、体力的な限界を感じたという声がありました。
子育てだけでなく、年齢を重ねたことで坂道の負担に気付いたという声もあります。
行きは気にならなくても、帰りの坂道が思った以上に負担になりました。これから年齢を重ねることを考えると、買い物くらいは無理なく歩いて行ける場所のほうがいいと思い、住み替えを考えるきっかけになりました。
——60代以上の居住経験者
今は問題なく歩ける坂道でも、出産や子どもの成長、加齢によって負担の大きさは変わります。数年後の暮らし方も想定して坂道の有無を確認しておくと、長く住み続けやすい部屋を選べます。
神戸で引っ越し先に求めたのは「平坦で住みやすい」エリア
引っ越し先の街で最も変えたかった点に、27名中18名が「平坦なエリアへの移動」と回答しました。
引っ越し先の街のインフラや周辺環境について、住み替えで最も変えたかった点を1つ選んでもらいました。
引っ越し先で最も変えたかった点(街の環境/n=27)
※1〜3名の項目は参考傾向です。
「平坦なエリアへの生活拠点移動」が66.7%(18名)で最も多く、2番目の「子育て施設・公園・医療機関の充実」14.8%(4名)を大きく上回りました。27名中18名、つまり3人に2人が、引っ越し先に平坦さを求めたことになります。
この選択肢は「買い出しや外出がスムーズに行える平坦なエリア」という内容で、坂道の有無だけでなく、日々の買い物や外出のしやすさと結び付いています。神戸で平坦で住みやすいエリアを探す際も、駅だけでなくスーパーまでの道のりを含めて考えることが大切です。
一方で、平坦なエリアでも駅から離れると移動の負担は残ります。
どこに住んでもある程度の傾斜はあるので、あまり駅から遠いところに住むと通勤通学でけっこう疲労します。
——30代の居住経験者
平坦さに加えて、駅や買い物先までの距離もあわせて確かめておくと、住み替え後の満足度を高めやすくなります。
坂に悩んだ11名中10名が「平坦なエリア」を選んだ
坂・高低差の移動負担を選んだ11名中10名が、引っ越し先に平坦なエリアを求めました。
住み替えのきっかけ(地形・移動面)と、引っ越し先で最も変えたかった点の回答を照らし合わせました。
| 引っ越し先で最も変えたかった点 | 人数 |
|---|---|
| 平坦なエリアへの生活拠点移動 | 10名 |
| 子育て施設・公園・医療機関の充実 | 1名(※参考傾向) |
| 合計 | 11名 |
坂道をきっかけに住み替えた方のほとんどが、次の住まいでも平坦さを最も重視していました。「スーパーまでの道の起伏」を選んだ5名を加えた16名で見ても、14名が平坦なエリアを選んでいます。
実際に平坦なエリアへ住み替えた方からは、日常の移動が変わったという声が寄せられました。
住み替えを機に阪神沿線の平坦なエリア(六甲道〜御影周辺)へ引っ越しました。引っ越してからは徒歩や普通の自転車でスーパーやドラッグストアへ気軽に行けるようになり、買い物の心理的ハードルが劇的に下がりました。
——30代の居住経験者
ただし、この結果は11名という限られた人数での集計です。傾向の目安として参考にしながら、ご自身の移動手段や生活動線に合ったエリアを検討してください。
神戸に住むなら山側か海側か?経験者の声
27名中6名が、アドバイスの中で神戸の山側・海側の違いに触れました。
これから神戸で賃貸を探す方へのアドバイスを尋ねたところ、山側と海側の違いに触れる声がありました。その中には、徒歩や自転車中心で暮らす方に平坦なエリアを優先するよう勧める声もあります。
山側と海側で移動のしやすさや生活動線が大きく変わるため、徒歩や自転車をメインに使う方は平坦なエリアを最優先に選ぶことをおすすめします。
——30代の居住経験者
山側については、閑静な住宅街に住んでいたという声がある一方で、住宅街すぎて夜が真っ暗だった、イノシシが出たといった体験も寄せられました。また、「よほど山側に住まない限りは電車で三宮まですぐ」と、山側の中でも位置によって利便性が異なるという意見もあります。
神戸に住むなら山側か海側か、という問いに一律の答えはありません。毎日の移動を徒歩や自転車で済ませたい方は平坦さを優先し、静かな環境を重視する方は駅や買い物先までの坂道を許容できるかどうかを確かめる、という判断軸で考えると、ご自身に合ったエリアを絞り込みやすくなります。
神戸の部屋探しの注意点は「物件までの道のりを実際に歩く」こと
後悔しないためのアドバイスとして、27名中16名が「実際に歩いて道のりを確認する」ことを挙げました。
これから神戸で賃貸を探す方へのアドバイスを自由回答で尋ね、内容ごとに分類しました。
神戸の部屋探しで後悔しないためのアドバイス(n=27)
※自由回答を内容で分類(複数該当あり)。割合は回答者27名に対する比率です。
27名中19名が坂に触れ、27名中16名が駅や買い物先までの道のりを実際に歩いて確認することを勧めていました。物件の写真や地図、内見時の短い滞在だけでは、坂の傾斜や毎日の動線まで把握しにくいという声が目立ちます。
注意したいのは、内見時の移動方法です。不動産会社の車で物件まで案内してもらうだけでは、駅からの上り坂に気付きにくくなります。車での内見に加えて、最寄り駅から自分の足で歩いてみることを勧める居住経験者もいました。
神戸の部屋探しの注意点は、物件の中だけでなく、物件までの道のりも確認することにあります。少し手間はかかりますが、歩いて確かめた情報は、住み始めてからの後悔を減らす確かな判断材料になります。
「駅徒歩◯分」の表示や地図だけで判断しない
27名中14名が、地図や「駅徒歩◯分」の表示だけで判断しないよう言及しました。
表示された徒歩分数と、実際に歩いたときの負担の差を指摘する声が多く寄せられています。
駅から徒歩10分と書いてあっても、それが急な上り坂だと体感時間は倍以上に感じます。
——30代の居住経験者
同じ「徒歩10分」でも、平坦な道と急な上り坂では、毎日の通勤や買い物にかかる体力が大きく異なります。他の都市での部屋探しの感覚をそのまま持ち込むと、神戸では想定以上の負担になることがあります。
マップサイトなどに記載のある駅から徒歩15分などを、都心などの感覚で捉えてしまわないように注意すべきだと思います。
——30代の居住経験者
「駅まで徒歩◯分と近いように思っても、倍くらいの時間を見積もっておく必要がある」という声もありました。また、平地に見えても駅から物件までに急な坂や長い階段がある場所は少なくない、との指摘もあります。候補の物件が決まったら、表示の分数はあくまで目安ととらえ、駅から物件まで歩いて坂や階段の有無を確かめてください。
昼と夜、時間帯を変えて駅・スーパーまで歩く
27名中9名が、昼と夜など時間帯を変えて周辺を歩くことを勧めました。
時間帯を変える理由として挙がったのは、夜道の明るさや人通り、周辺の音の変化です。あわせて、27名中11名がスーパーなど普段の買い物先にも触れていました。
できれば平日と休日、昼と夜で周辺の雰囲気も確認し、スーパーやドラッグストアまでの道のりも見ておくと安心です。
——30代の居住経験者
昼間に歩いただけでは分からない変化もあります。駅からの道が細く夜は暗い、裏道が深夜の通り道になっているなど、住み始めてから夜の様子に気付いたという声も見られました。
日中は穏やかに見える場所でも、夜だけ開店する飲み屋さんもたくさんあるようで、17時頃から途端に煩くなることがあります。特に駅近くは要注意だと思います。
——30代の居住経験者
確認のルートは、駅から物件、物件からスーパーまでの2本を基本にすると、通勤と買い物の両方の負担をイメージしやすくなります。昼と帰宅時間帯の2回歩いておくと、坂道だけでなく夜道の明るさまで確かめられ、安心して住まいを決められます。
気になる物件は、駅からの道のりも
確かめて選ぶのがおすすめです。
内見のご相談はライトアップリフォームへ。
神戸の賃貸選びでは「生活音」も後悔ポイントに
建物・室内環境で引っ越しの決定打になったのは、27名中16名が「上下階・隣室の生活音」でした。
前に住んでいた賃貸の建物構造や室内環境について、引っ越しの決定打になった課題を1つ選んでもらいました。
引っ越しの決定打になった課題(建物・室内環境/n=27)
※1〜3名の項目は参考傾向です。
「上下階・隣室の生活音」が59.3%(16名)で最も多く、「作業空間を確保できない間取り」が18.5%(5名)で続きました。
内見の短い時間では防音性までは判断しにくいと感じ、次の部屋では建物の構造や周囲の環境を以前より慎重に確認しようと思いました。
——30代の居住経験者
確認方法については、27名中3名が具体的なアドバイスを寄せています(※参考傾向)。内見時に窓を閉めた状態で外の音を確かめることや、隣室・上階の音について不動産会社に具体的に聞くことです。坂道とあわせて音の確認も済ませておくと、入居後の後悔を減らせます。
神戸の賃貸と坂道に関するよくある質問
Q:神戸の坂はきついですか?賃貸暮らしでどのくらい負担になりますか?
A:27名中11名が、地形・移動面で住み替えを決めた最大のきっかけに「日常的な坂・高低差の移動」を挙げました。特に負担を感じやすいのは買い物帰りで、有効回答25名中12名が、重い荷物を持って坂を上る場面に触れています。夏の暑さや雨の日に負担が増したという声も、有効回答25名中11名から寄せられました。
Q:神戸で平坦で住みやすいエリアはどこですか?
A:27名中18名が引っ越し先に平坦なエリアを求め、住み替え先としてJR・阪神沿線の平坦なエリアが挙がりました。ただし、これは回答者個人の住み替え先の例です。住みやすさは移動手段や家族構成によって変わるため、候補エリアは実際に歩いて確かめることをおすすめします。
Q:神戸に住むなら山側と海側、どちらがいいですか?
A:27名中6名が、山側・海側の違いに触れ、徒歩や自転車中心なら平坦さを優先するよう勧める声もありました。一方で、山側の閑静な住宅街に住んでいたという声もあり、どちらが合うかは暮らし方によって異なります。
Q:神戸の賃貸で「駅徒歩10分」なら、坂道があっても大丈夫ですか?
A:27名中14名が、地図や「駅徒歩◯分」の表示だけで判断しないよう言及しました。急な上り坂があると、同じ徒歩10分でも体感時間は倍以上に感じるという声があります。表示の分数は目安ととらえ、坂や階段の有無を現地で確かめることが大切です。
Q:神戸の部屋探しで、内見時に注意すべき点は何ですか?
A:27名中16名が、駅や買い物先までの道のりを実際に歩いて確認することを勧めています。27名中9名は、昼と夜など時間帯を変えて歩き、夜道の明るさや周辺の音を確かめることを挙げました。室内では、窓を閉めた状態で外の音を確認し、隣室・上階の音について不動産会社に聞いておくと安心です。
まとめ:神戸の賃貸は坂道を歩いて確かめて選ぶ
神戸の賃貸経験者27名中18名が、平坦なエリアへの住み替えを希望しました。押さえておきたいポイントは次の3つです。
- 坂道の負担は、買い物帰りや夏・雨の日、子育てや加齢で大きくなります
- 「駅徒歩◯分」の表示や地図だけで判断しないことが大切です
- 駅から物件、スーパーまでを昼と夜に歩いて確かめましょう